東京五輪「顔認証システム」導入、システム自体へのサイバー攻撃回避が課題か

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画像:東京オリンピック競技大会組織委員会より

東京オリンピック競技大会組織委員会はこのほど、東京2020オリンピック大会の各所に顔認証システムを導入することを明らかにしました。

カメラが捉えた画像をデーターセンターの情報と照合することで通行を許可するこのシステム。東京オリンピックを機に高まるサイバー攻撃やテロに対する1つの象徴として、注目を集めています。

認証システムへの攻撃も懸念

この顔認証システムの目的は、大会のセキュリティ確保と同時に認証チェックに費やす時間を減らし、利便性を高める意図も含まれています。

ただし、一部ではシステムに対するサイバー攻撃や不正アクセスも懸念されており、サイバーセキュリティへの指摘も。運用場面では、大会のセキュリティ担当局等と連携して対処するとの意見もありました。

東京五輪を狙うサイバー攻撃

既に繰り返し述べられていることではありますが、今回の東京オリンピックでは、多くのサイバー攻撃が懸念されています。

これはオリンピック大会のみならず、関連する日本中の企業にとって大きなリスク。既に日本セーリング連盟のオリンピック関連ページがサイバー攻撃を受けた事例もあり、注意が必要です。

参照東京2020大会にNECの顔認証導入へ 関係者の認証チェックを「厳格かつ高速」に/Yahoo!ニュース