退職した医師が患者情報を持ち出し、東京女子医大が謝罪



画像:東京女子医科大学東医療センターより

東京女子医科大学東医療センターは2018年8月3日、退職した医師が患者情報を持ち出したことを明らかにしました。

持ち出しに関わった医師は同院を退職した後に、持ち出した情報を使って患者にコンタクトを取ったとのこと。大学側は警察に相談するとともに、情報漏洩に対して謝罪を表明しています。

事案の経緯は?

同院および報道機関の情報によると、医師は退職後に同院の外来や医局に侵入して、多くの電子カルテを閲覧した可能性が指摘されているとのこと。

医師のIDやパスワードで同院のPCにログインした履歴も確認されており、病院側は「患者様の個人情報(氏名、電話番号等)を、不正に持ち出したことが判明いたしました」と述べています。

内部漏洩に対するリスク

内部犯・元内部犯による情報漏洩は、組織に大きなダメージを与えます。今回の事案では、退職した医師が営業行為を目的として情報の持ち出しを行っていた場合、病院側は収益へのダメージを避けることはできません。

また、情報管理の不備が報じられ明らかになると、別の医療機関への転院を検討する患者も増えるでしょう。個人情報の管理や流出によるリスクは、マネジメント領域で管理すべき問題です。

参照「リウマチ名医」が東京女子医大から患者データを盗んでいた/Yahoo!ニュース
参照今般の患者情報に関する報道について/東京女子医科大学東医療センター