
画像:NTT Docomo dアカウントより
NTTドコモは2018年8月14日、同社が提供するサービス「dアカウント」が不正アクセスを受けている事実を明らかにしました。
情報によると、攻撃者は外部から入手したパスワード情報を悪用して「なりすまし」を行い、「iPhone X」などの高額携帯端末を購入しているとのこと。手続きは利用者が知らないまま進み、第三者がコンビニで受け取るという手口です。
ドコモ側は被害者に対して注意喚起を行うとともに、二段階認証の導入などセキュリティ強化を呼び掛けています。
約1,800回の不正アクセスを確認
報道メディアの情報によると、ドコモへの不正アクセスは7月下旬ごろより続発。記事発表時点までにおよそ1,800回の不正アクセスが行われ、合計1,000件を超えるほどの不正購入手続きが試みられたとのこと。
更に登録情報の不正な閲覧など、情報漏洩の懸念も発生しています。
ドコモ側は請求見合わせを検討
不正購入とは言え、販売したからには当然代金が発生します。
今回の事案を受けてドコモ側は「料金の請求の見合わせ」も検討しており、不正アクセスによる顧客負担の軽減を図る見通し。
不正アクセスにより企業が受けるダメージは、決して小さなものではありません。
参照不正なアクセス対策としての「2段階認証」ご利用のお願い/NTT Docomo
参照ドコモ通販サイトに不正アクセス、スマホ1千件購入被害/ライブドアニュース
