セキ薬品元アルバイトが顧客のカード情報を不正利用、最大234件漏洩か

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画像:ドラッグストア セキ公式ウェブサイトより

ドラッグストアセキなどで知られる株式会社セキ薬品は2018年8月23日、同社の元アルバイト従業員が顧客のカードを不正利用していたと発表しました。

セキ薬品の発表によると、被害は不正利用を受けたとの通報により発覚。調査を進めたところ、最大で234件ものカード情報が漏えいしている可能性が明らかになったとしています。

会計中に情報を盗み取った疑い

セキ薬品の発表によると、元アルバイト従業員は同社の愛宕店にて勤務。勤務中にクレジットカードを利用した顧客の情報を何らかの手段で不正に盗み取り、インターネット通販などに利用していたとされています。

なお、元従業員は2018年3月1日~5月21日に不正取得した疑い。同社は期間中に利用した顧客を対象に、相談窓口を設けています。

対応に追われるセキ薬品

セキ薬品側は今回の事案を受けて、多くの対応に迫られています。

再発防止に向けて社内チェック体制の強化や従業員への再教育の実施を決定。更に被害者を対象に、電話やメールによる相談窓口を設けるなどのフォローアップを実施しているとのこと。そこには失った信頼を回復するための配慮も含まれているでしょう。

情報漏洩や流出が企業に及ぼすダメージは、現代社会において非常に大きなものです。

参照【お客様各位】弊社 愛宕店(埼玉県加須市)元アルバイト従業員によるお客様情報の不正利用について/セキ薬品