「Monappy」不正アクセス被害で仮想通貨流出、旧運営者が自己資本で被害を補填か

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画像:Monappyサポートより

仮想通貨モナコインのウォレットサービス「Monappy(モナッピー)」は2018年9月1日、サイバー攻撃を受けたことが明らかにしました。同サービスが受けた被害は甚大で、ホットウォレット内の全残高が消失していることが判明。記事発表時点でサービスは一時停止措置中です。

なお同サービスは運営引継ぎの途上であり、ユーザーに生じた被害は旧運営者側の全自己資本を以って補填にあたる考えと説明しています。

ギフトコードにより盗難

モナッピーの説明によると、攻撃は2018年8月27日~2018年9月1日の約4日間にわたり行われたとのこと。

攻撃者はモナッピーが持つギフトコード機能を悪用。1つのギフトコードから複数の送金を受けることで、不正に利益を得たものと見られています。

サービス停止にユーザー補償

モナッピーの運営側は今回の事案を受け、サービスの一時停止しています。

流出したホットウォレット内のモナコインに関しては、旧運営者の自己資本を以って補填するとのことです。同社によると今回のサイバー攻撃で流出したモナコインは、合計「93078.7316mona」。2018年9月4日時点でのモナコインの相場は「1mona=154円前後」です。

参照MonappyにおけるMonacoinの不正出金につきまして/Monappyサポート