画像:d POINT CLUBより
NTTドコモは2018年9月12日までに、同社の「dポイント」を巡る一連の不正アクセスの原因を特定し、対策を実施したことを明らかにしました。
同社は不正アクセス被害の可能性がある合計約3万5,000件のdポイントの利用停止を決断した上に、漏洩した可能性があるサイトを閲覧できない状態に変更。
原因に対して積極的に向き合うことで、不正利用の抑止に全力を傾けている状況です。
不正購入被害が多発
「dポイント」を狙ったサイバー攻撃は2018年8月頃より散発しはじめ、多くの利用者が不正購入被害などを受けたとしています。
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ドコモは注意喚起などを呼びかけましたが、その後も続発。情報によると、2018年9月11日までに、約300件の被害申告があったとのことです。
加盟サイトが不正アクセス被害
ドコモによると、一連の被害はあるdポイント加盟サイトが、不正アクセスを受けたことが原因とのこと。
サイトから流出したdポイントのカード番号や残高は第三者の手に渡り、アプリなどを通じて店舗などで不正利用したものと見られています。
同社は原因となったサイトに対して措置を取ると同時に、疑いのあるdポイントの利用停止を決め、顧客の動揺に対して配慮を見せています。
参照ドコモ、ポイント不正利用の原因特定 被害は3.5万件 /日本経済新聞
参照dポイントを安心してご利用いただくためのお願い/NTTdocomo