2018年サイバーセキュリティ関連支出は全世界企業で960億ドルに達する!?



英国のIT関連企業「Gartner(ガートナー)」は、2018年度の世界企業のサイバーセキュリティに対する支出が、960億ドル(約11兆円)にも達するとの見方をしましました。

この数値は前年度である2017年と比較して約8%も増しており、ガートナーは今後更にサイバー攻撃によるセキュリティリスクが拡大すると予測しています。

53%の企業がセキュリティリスクを自覚

ガートナーの調査によると、対象となった企業の約53%はセキュリティ支出が増す理由について、「セキュリティリスクの高まり」との認識を持っているとのこと。

また、多くの企業は外部からの不正アクセスやサイバー攻撃はもちろん、従業員の故意または過失による情報漏洩に対しても警戒感を募らせていると説明。

サイバーリスクの高まりに伴い、経営者側の意識の変化も2018年度の大きな特徴と言えそうです。

サイバー保険の持つ可能性

ガートナー社は、2020年までには6割以上の企業・組織が漏洩対策に投資すると予測しており、今後5年はサイバーセキュリティ市場の成長を後押しするとの見方を示しています。

こうした流れを受けて、やはり注目を集めてくるのが「サイバー保険」の存在です。サイバー攻撃はどれほどセキュリティを強化しても完全に防ぐのは難しく、インシデント発生時の損失を最小限に留めるサイバー保険には、大きな期待が寄せられています。