住和港運がランサムウェア感染、グループ会社ネットワーク狙われる

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画像:住和港運株式会社より引用
住和港運株式会社は2022年8月5日、同社が運用するウェブサーバーが第三者からのサイバー攻撃を受けたことによりランサムウェアに感染し、暗号化されたサーバーデータが流出した可能性があると明らかにしました。

説明によると2022年6月4日、サーバーの接続不良が発生したため確認したところ、ランサムウェアの感染が判明しました。

同社が詳細を明らかにするため第三者調査機関に調査を依頼したところ2022年7月21日に調査が完了。攻撃者がグループ会社ネットワークの経由して同社サーバーに攻撃を仕掛け、サーバーデータを暗号化した事実が判明しました。

サーバーデータ流出の可能性

住和港運株式会社によると、攻撃者は被害サーバーへの不正アクセスに成功しており、サーバー内のデータが外部流出した可能性が生じています。

ただし、公表時点で明確な情報流出となる事実は判明していません。同社は事案に対応するため、顧客向けの問合せ窓口を設置し、相談や心配事を受け付けています。

なお、同社によると関係機関への被害報告および捜査機関へは申告済。今後は外部専門家とセキュリティ措置を検討のうえ再発を防止するとしています。

参照弊社サーバへの不正アクセスについてのご報告とお詫び/住和港運株式会社