画像:株式会社e431より引用
資材通販サイト「e431」を運営する株式会社e431は2024年8月9日、社内システムサーバーが何者かの不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染したと発表しました。
説明によればe431社は2024年6月10日、システムサーバーに対するランサムウェア感染を確認しました。その後、サーバーを物理的にネットワークから隔離し、2024年6月26日に外部調査機関にサーバーを送付したところ、2024年7月23日に調査報告を受領。報告内容から、過去ECサイトを利用したユーザーの情報漏えい懸念が判明しました。
e431社が公開したところによると、同社ECサイトは現在、ECシステムベンダーが運用・利用するサーバーに保存され管理されているため、情報漏えい懸念の対象ではありません。しかしながら、2021年3月以前にECサイトに会員登録及び注文したユーザー情報については情報漏えいの懸念が判明しています。
同社は対象ユーザーに個別連絡を取り注意を促すとともに、システム強化や情報管理に対する従業員研修などセキュリティ強化策を実施しています。