クラウドトーマスの関通がランサム感染、ガンバ大阪など複数企業が被害公表

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画像:ガンバ大阪より引用

WMS(倉庫管理)サービスの「クラウドトーマス」などを展開する株式会社関通は2024年9月13日までに、同社が運用するサーバーに対する第三者からの不正アクセス被害を発表しました。

関通社によると、不正アクセスは2024年9月12日、同社サーバーにて発生したシステム障害により発覚しました。同社が原因を調査したところ、何者かがサーバーに不正アクセスを仕掛け、ランサムウェアを実行していたことが判明。同社は攻撃予防のため取引先や外部とのネットワークを遮断するなどのセキュティ措置を講じましたが、同社が扱う一部生産・出荷業務関連システムが停止する事態となりました。

関通社は現在、外部専門家協力のもと、詳細な調査や段階的な復旧対応を継続しています。しかしながら、同社サービスのひとつである「クラウドトーマス」を間接的に利用していたプロサッカーチームの「ガンバ大阪」やプロバレーボールチームの「ジェイテクトSTINGS」などが相次ぎ情報漏えいの懸念を発表。公式オンラインショップを利用したユーザーの氏名、住所、電話番号など個人情報に漏えい懸念が生じたと説明しています。

参照当社におけるサイバー攻撃による システムの停止事案に関する報告
参照【お詫びとご報告】公式オンラインショップにおける個人情報流出の可能性について