ランサムウェア感染で15万人以上の漏えい懸念│ZACROS株式会社

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画像:ZACROS株式会社より引用

ZACROS株式会社は2025年1月9日までに、同社生産管理システム及び基幹システムに関係する一部のサーバーがランサムウェアに感染したとして、取引先や関係先143,718人や同社役職員や元役職員13,485人の個人情報に漏えい懸念の判明を発表しました。

ZACROS株式会社は2024年9月14日、同社が使用する生産管理システムや基幹システムの各種ファイルが暗号化され、障害が発生しました。同社が外部専門調査会社に調査を依頼したところ、原因が外部からの不正アクセスに伴うランサムウェア感染で、サーバーデータの暗号化被害が判明。2024年9月27日に第一報として公表しました。

同社は2025年1月9日、事案の続報を発表しています。これによると、不正アクセスの影響は自社だけでなく子会社に関する情報にも及んでいる可能性があるとのこと。発表までに同社が明かしていた38名の漏洩懸念に加えて、取引先や関係先143,718人や同社役職員ら13,485人の個人情報について、漏えいの懸念を説明しました。なお、同社は対象者には連絡を取り事情を説明し、事実を公表し通知しています。

同社は今後、セキュリティ強化や不正アクセスの制限の強化、緊急事態対応体制の見直しなど再発防止策を策定し、実行するとしています。

参照ランサムウェア被害による個人情報の流出懸念および当社の対応と再発防止策のご報告|ZACROS株式会社