2026年6月も多数のランサムウェア被害を確認、業種・業界問わず発生

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画像:九州大学病院より引用

猛威を振るい続けるランサムウェア被害、2026年6月も業種や組織規模を問わず相次いで確認されています。

株式会社D&Mは2026年6月12日、社内のファイル共有サーバーに対する不正アクセスとランサムウェア感染を公表し、取引先や顧客の氏名、住所、電話番号など633件の個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。原因はVPN機器を経由した第三者による不正アクセスと推定され、社内サーバーやリモート接続環境の管理が課題となっています。スキンケアやエイジングケア関連のフェースグループも、外部からの不正アクセスに起因するランサムウェア被害の可能性が判明し、システム障害が発生したと発表しています。公表時点でも個人情報や取引情報への影響について調査が続いており、復旧対応と影響範囲の確認が進められています。

医療分野では、九州大学病院の研究室端末がランサムウェアに感染したとみられ、患者43名の氏名と手術動画データについて漏えいの可能性が否定できない状況となりました。さらに、アクト・セン株式会社では作業管理システムのサーバーが不正アクセスを受け、社員や退職者の氏名、社員番号、メールアドレス、パスワード、資格情報などが漏えいした可能性があるとしています。さらに、ニデック株式会社では台湾子会社の一部サーバーがランサムウェア攻撃を受けたことを公表しました。現時点で情報流出の事実は確認されていないものの、影響範囲や事業活動への影響について調査が進められています。

情報を人質に脅迫するランサムウェアは単なるシステム障害にとどまらず、情報漏えいや二次被害、信用失墜など様々なリスクを引き起こし、企業に大きな負担を生じさせるものです。事前のセキュリティ対策や発生後のリスクマネジメントの確立が重要な課題となっています。

参照本学研究室の端末への不正アクセスについてのご報告とお詫び|九州大学病院

参照個人情報漏えいの可能性に関するお知らせとお詫び|アクト・セン株式会社

参照本学研究室の端末への不正アクセスについてのご報告とお詫び|九州大学病院

参照【重要】弊社システム障害発生に関するご案内(第一報)|フェイスグループ

参照当社サーバーへの不正アクセスに関するお詫びとご報告|九州大学病院

参照当社海外子会社におけるランサムウェア被害に関するお知らせ(第1報)|ニデック株式会社